コロナ禍で臨床実習ができずに不安を抱える学生にもっと実践的な経験を積ませたい
ただ、社会情勢的に、学生を集めて実際にマネキン型シミュレーターを使った臨床実習や試験ができない
せめて聴診だけでもオンラインで授業ができたら…、と思うが良いシステムが見つからない
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、医療系の教育機関にも大きな影響が出ています。今まで普通に実施してきた授業や臨床実習がなかなかできず、オンライン講義だけでは思ったように経験が積めない学生の不安は計り知れないと思います。特に聴診となると、応急措置としてのオンライン講義や教科書での学習、自習では限界があります。
こんな不安定な社会情勢の中でも、大切な臨床教育はしっかりと行われないといけません。

弊社としても、これからの医療を支える医学生の方々になんとか貢献できないか、と考えました。オンライン講義でも、マネキン型のシミュレーターと同じくらい、あるいはそれ以上の教育ができないかと。
そこで開発したのが、「Onlineオースカレイド」という聴診教育をWebを使って実施できる仮想シミュレーターです。

聴診学習を思ったように進められない、臨床体験が積めない学生の不安は軽減されます
新型コロナウィルス感染拡大防止対策をした上でシミュレータに近い臨床教育を実施することができます

- 1.オンラインでリアルな心音を聴くことができる
- 2.「聴診部位による音の違い」を聴くことができる/教えることができる
- 3.疾患名の「非表示」ボタンで、答えを非表示にできる
- 4.正常心音から心雑音まで代表的な心疾患症例が網羅されている(全24症例)
- 5.スリルを触れることができる(聴診専用スピーカ聴くゾウが必要です)
最高音質の心音を目指し独自のサウンドミキシング技術を駆使して開発、ついに実際の患者と変わらない周波数でかつノイズが無い心音・心雑音を開発することに成功しました。監修医師とともに聴診部位毎の音質とノイズを確認するとともに各部位間のバランス調整を行ったうえで、全症例を通して音質、音量、タイミングをアジャストしました。あなたのスマホ(オースカレイドApp)で、あなたのパソコン(Onlineオースカレイド)でLIFELIKEな心音・心雑音症例を聴診することができます。監修は、長年にわたり国内外で心臓病臨床医として活躍され今でも心臓病教育に携わっておられる髙階經和先生(臨床心臓病学教育研究会理事長、心臓病シミュレータイチロー開発者)です。

すべての症例にはA,P,T,Mそれぞれの部位に独立した音を配置しています。タップした部位にチェストピース型のアイコンが移動し心音が聴こえ始めます。また、最強点で音が大きく、最強点から遠くなるに従い音が減衰します。まさに実際の患者を診察するかのようです。

表示時
非表示時
症例画面には、聴診所見説明と心音図が表示されます。この図と疾患名タイトルは非表示を押すと表示されなくなります。
心音・心雑音症例の代表的な疾患24症例を掲載しています。


オースカレイドの心雑音症例を再生すると、聴くゾウ(別売)のシリコン面でスリルを触れることができます。実際の患者で触れるスリルと遜色がありません。※スリルを確認するときは聴くゾウのボリュームを大きくしてご利用ください。

2019年10月、テレメディカによって開発された聴診アプリは、心臓病患者シミュレータ「イチロー(京都科学)」の様に、ベッドサイド所見をすべて具現できる等身大のシミュレータではない。しかし、聴診に特化して作られた『オースカレイド(Ausculaide;Auscultation aide)』は、聴診技術向上を目指す方々への「助っ人」である。何時どこでも心音・心雑音の聴診を行うことができる優れた聴診アプリであると言えよう。
この聴診アプリの特長は、画面一杯の胸部イラストの大動脈弁部位、肺動脈弁部位、三尖弁部位、僧帽弁部位の各部位にチェストピースアイコンを移動するだけで、ほとんど実際の心音・心雑音と変わらない音を再現する。『オースカレイド』は正に聴診技術を習得するために開発された「感動の学習」(Exciting Learning)である。
この『オースカレイド』が、医師、看護師、薬剤師等の医療関係者だけにとどまらず、医療関連企業の方々や、広く介護に携わる方々が、多忙な日常勤務の合間に何時、何処でも楽しく学ぶことが出来る友として、ここに推薦する。

オースカレイドの心音・心雑音は、多くの臨床心臓病専門医が認めるリアルな音です。社会医療法人仙養会 北摂総合病院院長 木野昌也先生は、オースカレイドについて「実際の患者さんの心臓がここにあるかのようだ」とコメントされています。
Online オースカレイドを使えば、オンライン授業でも実際の患者に限りなく近い心音・心雑音を聴くことができます。そのリアルな聴診の体験は、学生の実践的臨床技能習得に役立つでしょう。
聴診技術は聴けば聴くほど身につきます。オースカレイドはそこに貢献できると考えています。
2.オンライン心臓病シミュレータ教育の実践
3.Online オースカレイドの導入(提供)について
対象:医学教育(医学部、看護学部、救急医療、総合医療)ご担当の先生
説明会の日時:2020年10月13日 18時00分~19時30分
場所:オンライン(Zoomビデオ通話を使用します。)
必要なもの:インターネットに接続できるパソコン、聴くゾウ、聴診器
※参加者全員にオンライン学習用の「聴くゾウ、モノラルスピーカ、分配ケーブル」を無料でお貸出しいたします。ご自身の聴診器をご用意のうえご参加ください。
参加費用:無料
※「聴くゾウ、モノラルスピーカ、分配ケーブル」は、セミナー終了後直ちにご返却をお願いします。なお、ご返却時送料はお客様ご負担となりますことをご了解ください。
お申込み期限:2020年10月6日 17時00分(定員数に到達しだい、募集は中止させていただきます)
定員:30名様


※当日のオンライン通話用のURLを記載しております。