聴くゾウオンライン学習

オンラインBSL

オンラインで聴くゾウを使う

聴診を学ぶための専用スピーカが聴くゾウです。PCやスマホに接続するだけでリアルな音が再現されます。聴くゾウを使うと、受講者は自分の聴診器で聴診できる他、スリルを触れることが「オンライン」でも可能です。

このページでは、Zoomを使った聴診ポータルサイトの音声共有方法と、配信音声の劣化対策として「別ソフト」を使う方法を紹介します。

１．Zoomで「聴診ポータル」を共有

Zoomを使って、聴診ポータルサイトの音を共有することができます。ホスト（講師）はZoomを起動します。その際、「聴診ポータルサイト」にログインしておいてください。

１．ホスト（講師）のZoom画面で「①画面を共有」を選択

２．共有する画面選択メニューが表示されます。表示された中から「聴診ポータルサイト」を選択。忘れずに「②コンピュータの音声を共有する」に☑チェックを入れる

３．「共有」ボタンを押す

これだけで聴診ポータルサイトの音を参加者（受講者）と共有することができます。

受講者の手元に聴くゾウが無い場合は、イヤホンやヘッドホンでお聴ください。端末備付けのスピーカでは心音は聴こえません

２．音声は2系統に分けて出力（聴診音は聴くゾウから、講師の声はスピーカから）

端末に聴くゾウを接続すると、講師の音声も聴くゾウから出力されてしまうため上手く聴こえません。これを避けるために、講師の声は分配器を使って市販スピーカから出力します。

イヤホンを使えば分配器や聴くゾウが無くても、聴診音も講師の声も聴きとることができます（その場合は高周波ノイズが聴こえる場合があります）。端末内で発生した電子ノイズがイヤホンに出力されることがあり、「雑音」と区別しづらいことがあります（聴くゾウを使えば高周波ノイズは再生されません）。

聴くゾウの周波数特性

３．利用イメージ

オンライン授業では、講師も受講者と一緒に聴診することをおすすめします。「講師が聴くゾウで聴診する」映像を見て、受講者も聴診を始めます。聴くゾウを使う事で、全員同じクオリティの聴診音を聴きながら授業をすすめることができます。

参考１．市販スピーカと分配器の選び方

高価なものは必要ありません。100均で購入できるような商品でも十分利用できるようです。スピーカはできれば音量が調節できるタイプのもので、調整ダイヤルが前面にあるものが使いやすそうです。分配器には、種類がいくつかあります。ステレオタイプやマイク機能を分配するものなどいくつかの種類がありますので、ご利用端末に合うものをご利用ください。どのようなタイプが合うか不明な場合は、ステレオタイプを選ばれるとよいかもしれません。